5月9日(月)(授業報告など)1学期の授業内容を終えたお子さんが出てきました
お世話になっています。学習塾プログレスの古川です。学校休校が5月末まで延長されましたが、受験生のお子様・保護者様におかれましては大変不安な日々をお過ごしかと思います。受験動向に関して、各業者様、学校関係者様など情報収集を行っておりますが、まずは緊急事態宣言が解除されるか、国がどういう方針を示すのか、東京都がどういう方針を示すのか、東京都教育委員会の方針、各市教育委員会の方針…という順に今後の方針の決定待ちのため、先が見通せないという担当者様の回答が多かった印象です。
当教室では現時点で学校が再開された場合、授業スピードが速くなること、休校に伴って学力の低下を懸念して授業内容、宿題の量を思案しながら指導を進めさせて頂いています。簡単にではありますが、塾の授業の進捗と対策に関して、ご報告致します。今回のお知らせでは、
①全体的な授業の流れ、②高校3年生のお子様、③中学3年生のお子様
- ①全体的な授業の流れ
それぞれの学年のお子様が本来学校で習っている授業の単元を主に指導させて頂いています。中には、1学期の内容を既に終わってしまったお子様も何名か出てきました。指導しながら感じていることは、休校に伴う学力の低下や、学校の小テスト・定期テストが無いことで技量の向上や心の研鑽の場が少ないです。1学期の内容が終わったお子様におかれましては、各種検定、模試の過去問を使い、復習と技量の向上を目指して頂きます。また、1学期の授業内容の指導を終えて、復習が必要だと感じたお子様には再度、1学期の内容に取り組んで頂き、弱点克服を図っていきます。
- ②高校3年生のお子様
推薦入試を視野に入れられているお子さんの場合、高校3年生の1学期の学校の授業内容を進めて内申対策をしています。例年だとオープンキャンパスに参加し、推薦入試に向けて本格的な話が進んでいる時期ではありますが、今後の見通しがたっていません。様々な場合を想定して、過去の指定校枠、希望の指定校枠が取れなかった場合のシナリオ、入試が筆記になることを想定しての復習や資格取得の勉強を進めさせて頂いています。高校生のお子様におかれましては、義務教育が終了している等の理由で、高校3年間で習う内容が終わっていなくても進学に影響がそれほどないかも知れません。一つ下の学年の範囲までの成績で推薦入試、数学IAなど試験範囲で筆記試験になることを想定して、状況を見ながら個々に対策を練らせて頂きます。
- ③中学3年生のお子様
まずは中学3年生の1学期の学校の授業内容を進めて内申対策をしています。今年は夏休みや冬休みが無くなるかも知れません。塾の夏期講習も十分受けられないことも想定し、可能な場合は夏期講習の前倒しや入試の形式練習を始めさせて頂きます。現在通って頂いている受験生のお子様が不利にならないように、常に個々のお子様にとって何が最短距離になるのかを考え、対策を進めさせて頂きます。中学3年生で習うことがどこまで受験の範囲となるのか、大きく影響するかと考えています。義務教育ゆえに中学3年生の内容を教わらないということはないと思われますが(下記、注意1参照)、最悪、学校は中学3年生の授業はするけれど、中学2年生の範囲までで受験のテストが作られることもあるかと思っています。東京都教育委員会や学校の授業の動向を注意深く見ながら指導させて頂きます。
※注意1 文部科学省が学校では授業をしていない新しい単元を宿題とした場合は、学校授業で教えなくていい旨の方針を発表されています。社会など習っていない科目・単元が宿題に出されているとの報告をお子様から受けていますが、それらが該当するかも知れません。
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