6月１５日（金）初心に戻って
こんにちは、教室長の古川です。
先週の土曜日に92歳の祖母が亡くなりました。
ちょうど日程的に実家に帰ることができたので、
日曜の朝に京都に帰りお通夜に出て、月曜の朝に府中市に帰ってきました。
プライベートがいろいろとバタバタしていたのですが、
ようやく落ち着いてきまたのでブログを更新します。
両親ともに小学校の先生で夜にならないと帰ってこなかったのですが、
祖父母が私と兄の面倒を見てくれていました。
祖父母は兄には厳しく、私はなんでも自由にやらせてくれたように思います。
毎日祖母の用意したおやつ、祖母の作った夕飯を食べ、
祖父とは一緒にキャッチボールや体育のハードル走の練習に付き合ってもらったのを
よく覚えています。
私は大学院を修了し、東京に出てきましたが、
ちょうど今の教室を開こうと思ったときに、
広島の祖父が亡くなり、そして間もなく京都の祖父が亡くなりました。
あまり公に言ったことはありませんが、
いずれ自分にも死が訪れる。
精一杯生きようと、必死で教室の一年目を
歯を食いしばって耐えていたのをよく覚えています。
地域の皆様のご理解や、勤めて下さる先生方の協力もあり、
教室を開いて七年目になります。
完全に私が居なくても大丈夫といった状況ではなく、
心配症なのでほぼほぼ教室にいますが、
私の替わりに授業をして下さる先生がいて、
授業が行われている状態にまでたどりつけました。
関係者であればわかると思うのですが、
塾の運営、継続は簡単ではありません。
祖母の弱る姿を見て、いつかはこの日が訪れるだろうと思っていましたが、
改めて初心に戻り、教育を通じて志を立て、世の中に貢献できる人になりたいと思いました。
そしてなるべく親孝行しようと思いました。
生まれて24年間、両親の下で暮らしていましたが、
今ではすぐに会えない距離にいます。
そんな両親とも一緒に食事できる回数もあと何回できるのか。
改めて仕事と親孝行を頑張ろうと思いました。